ご安全に。
和信産業では2ヶ月に1度、社内報「わしん」を発刊しています。
「わしん」は、1963年に第1号が発刊され、2018年7月現在では435号が最新号です。「わしん」は、社長・役員を含む全社員が、自身の興味のある話題や抱負などを400字程度の文章にまとめたもので、毎号約15~20名の社員が順番に投稿しています。
そんな、和信産業の歴史とも言える「わしん」のPDF化を行いました。
「わしん」をPDF化の手順は、
①冊子のホチキス止めされている箇所をカッターでカットする
②スキャナーで1号ずつスキャンする
③乱丁が無いか・きれいにスキャンできているかをチェックする
④スキャンしたデータに、何年何月何号と名前を付ける
⑤社内の共有データにアップロードする
といった手順で行いました。
大変だった点は、古い号になるにつれて紙がくっつきやすく、自動スキャンをするときに2枚同時に読み込んでしまうのため、手でサポートする必要があったことです。中には、きれいなページであるにも関わらず、自動スキャンではどうしても読み込むことができない「
呪われたページ」もありました。何より、新入社員である私が会社の歴史をカッターで切り刻んでいくのは不安でした。
が、徐々に楽しくなってきました
驚いた点は、昔と比べると紙の厚さが全然違うことです。

画像の左側は最新の100号、右側は最古の100号ですが、ページ数はそれほど変わらないのに厚さが大きく異なります。時代とともに大きく進化した製紙技術を実感しました。
PDF化した「わしん」は、おおよそ段ボール2箱分に相当します。この量のデータでも、スマホがあればどこででも見れるのでPDF化した意義は大きいと思います。古い号は紙がよれよれになっているものや、文字が薄れているのもありましたが、1度データ化してしまえば劣化しない点が非常に良いと思います。
社員の皆さんにとっては、過去のわしん号をとても懐かしく感じると思いますが、仕事中は……
KWT